以前、村田紗耶香さんコンビニ人間を読んでいたので、
また、変な人たちが物語に登場してくるのだろうと思い読んでみることにした。

自分は変な人に興味を持つようだ、というよりそこしかないかもしれない。

この作品は日常の小、中学生の物語だ、特別変な人は出てこなかったが、
自分には内容が濃過ぎた、
途中で読むのをやめようか迷う程だった。
恋する乙女を冷静に分析する少女、
いじめられてる人を横目で見て自分には火の粉がかからないようにする少女、
この学校が大嫌いでたまらない少女、
読み進めていくと気分が滅入ることがよくあった。

なぜかというと、
自分の過去の出来事を振り返り重ね合わせみると思い当たるふしがいくつかあったからだ、
胸が苦しくなる出来事を思い出す。
そして簡単に記憶は蘇るのものだと思った。

そして
この作品は自分の知らなかった
女性同士の付き合い方を教えてくれ作品だ、
これが現実だと知り合いの女性が教えてくれた。
女性の生き方の基礎を少し学んだ。
そして色々とこの作品から気づきを得た。
結果この本を読んでよかったと思う。
女性は強く賢いです。

そして最後に思った事は
もし同窓会があれば俺は伊吹を演じてみたい
誰にでもなれるよって、著者は言ってる気がする。